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キーンと爽快!かき氷はいつからある?

  • YOSHINOBU NISHIKAWA
  • 2022年6月24日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年7月6日


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こんにちは!ニコnewsです。


もう梅雨明けかな?と思うくらい暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?


夏至を過ぎて、これからいよいよ夏に向かっていきますね。


夏の風物詩といえば、食いしん坊の私が思い浮かべるのは、かき氷。


幾度ものブームを経て、今ではカフェの人気メニューになっています。


ふわふわの食感に進化したり、パフェのようにトッピングが豪華になったりと、


スイーツ好きの心をつかんで離さない存在といえるでしょう。



そんなかき氷ですが、かつて夏の氷は貴重で、高貴な身分の人でも手に入れることが難しかったようです。



平安時代の『枕草子』の中では、「あてなるもの」(上品なもの)として清少納言がこう記しています。


「削り氷に甘葛(あまずら)入れて、あたらしき鋺(かなまり)に入れたる」

(現代語訳)
削った氷につる草の一種である甘葛(あまかづら。ツタの樹液を煎じた汁のことで、はちみつに似た甘味料)をかけて、真新しい金属製のお椀に入れる

引用:「かつて氷は超贅沢品!清少納言も食べた、日本のかき氷の歴史を詳しく紹介」https://intojapanwaraku.com/gourmet/17343/#:~:text=%E6%9C%AC%E6%A0%BC%E7%9A%84%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%8D%E6%B0%B7%E5%BA%97,%E9%A2%A8%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

なんとも風流ですね!


夏の氷を味わうことは、とびきりのぜいたくだったことがわかります。


時は過ぎて、江戸時代の1862年(文久2年)に横浜で日本初のかき氷屋がオープンしました。


「氷水(こおりすい)屋」というお店で、1杯2文(約70円)で売られ、行列ができるほど人気があったそうです。


数年後には、「氷水」のほかに、こちらも夏の定番スイーツ「あいすくりん」(アイスクリーム)が初めて販売されました。


ただ、「あいすくりん」1杯の値段は、金二分、今でいうと8000円にもなり、庶民には手が届かなかったようです。


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今では当たり前のように買える、かき氷やアイスクリームを、ありがたく感じてきませんか?


今年の夏は、ぜひお姫様やお殿様になった気持ちで、冷たい甘味を楽しんでみてはどうでしょうか。^^


くれぐれも、食べすぎには注意してくださいね!







ニコ株式会社 代表 西川


ライター ふみ山

 
 
 

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