サンタクロースはどこに住んでいる?フィンランド以外にもこんなところが!
- YOSHINOBU NISHIKAWA
- 2022年12月16日
- 読了時間: 2分

こんにちは! ニコnewsです。
12月のお楽しみといえばクリスマス。
ところで、そのクリスマスの顔とも言えるサンタクロースは、どこからやってくるのかご存じですか?
日本ではフィンランドを想像する方が多いと思いますが、世界では国によっていろんな説があるのです。
北極説(アメリカ、カナダなど)
1920年代、アメリカでは「サンタクロースの居住地は北極」と伝わっていて、ちゃんと住所もあります。北極のサンタさん宛てに手紙を書くと、返事がもらえるそう。
「赤と白の服を着ているふくよかなおじいさん」というイメージが広まったのは、アメリカに本社を置くコカ・コーラ社が1931年に出した広告とされるのが有力な説だとか。
フィンランド説(フィンランド、日本など)
フィンランド説は、「トナカイの食糧がなくなってしまったため、サンタクロースが北極からフィンランドへ引っ越して来た」というもの。
サンタクロースが最初に住んでいたのが北極であることは、前提としてあるようですね。
1927年にフィンランド国営放送局が、サンタクロースの正式な居住地をフィンランドのラップランド東部・コルヴァトゥントゥリであると宣言したことで、「フィンランドに住んでいる」との考えが広まったそう。

フィンランド北部のロヴァニエミという街には、フィンランド政府公認の「サンタクロース村」が実在。
サンタクロースはコルヴァトゥントゥリ山中から毎日この村へ下りてきて、お仕事をしているそうです。
グリーンランド説(デンマークなど)
デンマークには「国際サンタクロース協会」という団体の本拠地があり、毎年7月に首都コペンハーゲンにて「世界サンタクロース会議」が開催されています。
1987年、この会議にて「サンタクロースが住んでいるのはグリーンランドか? フィンランドか?」を真剣に協議した結果、デンマーク領であるグリーンランドだという結論に達しました。
北極説が完全に霞んでしまっていますが、少なくとも国際サンタクロース協会では「北極から北欧へ引っ越してきた」というところまでは、フィンランド説と共通認識のようです。

北極、フィンランド、グリーンランド、いずれもサンタクロースへの手紙を受け付けていて、毎年、子どもたちからたくさんの手紙が届くそうです。
居住地がどこであっても、これからも子どもたちへ夢を届ける存在であってほしいですね。
本記事参考サイト
ニコ株式会社 代表 西川
ライター 三葉紗代




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