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行きは急いで、帰りはゆっくり。お盆のかわいい飾り物とは?

  • YOSHINOBU NISHIKAWA
  • 2022年8月21日
  • 読了時間: 2分

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こんにちは!ニコnewsです。


8月のお盆休みも終わりましたね。実家に足を運んで、お墓参りを済ませた方も多いのではないでしょうか。


お盆の時期(関東では7月、関西では8月)にご先祖様が帰ってくるというのは、日本の神道の「祖霊信仰」の考え方があるのだとか。


それに、仏教の伝来以来、「7月15日に飲食を盆にもって、多くの人にご馳走をすると、その功徳によって先祖を苦しみから救うことができ、自分たちも幸せになれる」というお釈迦様の教えが加わって、お盆の風習が始まったそう。



そんなお盆期間に、夏野菜を動物のように見立てた飾り物を見かけたことはありませんか?


それらは、精霊馬(しょうりょううま)と呼ばれ、キュウリやナスに、足が生えたように割りばしやつまようじを挿しているのが特徴です。


ご先祖様の乗り物として使われ、馬(キュウリ)に乗ってこの世に戻ってきて、牛(ナス)に乗ってあの世に帰っていくそうです。


亡くなったご先祖様に早く会いたいから行きは馬、ゆっくりと帰ってほしいから帰りは牛。

こんな小さなことにも、ご先祖様への愛情を感じますね!


ちなみに、沖縄ではさとうきびをお供えし、歩くときの「つえ」に例えられているんですって。


飾り方にも決まりがあって、先祖の霊魂が帰ってくる8月13日は、精霊馬の頭を家の中に向け、あの世へと戻る16日には、精霊牛の頭を玄関や家の外に向けます。


昔の人の想像力って、本当にすばらしいですね~!


私の祖父母のお墓は遠方のため、精霊馬も身近でないばかりか、お墓参りにもしばらく行けていませんが、

ご先祖様への感謝の気持ちは、日々持っていたいと思います!^^



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ニコ株式会社 代表 西川


ライター ふみ山

 
 
 

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